制作事例:家系ラーメン「箕輪家」様 WEBサイト制作
動画クリエイターとしてラブソルにジョインしていましたが、徐々にWEBデザインに携わるようになり、ついにメイン担当を任されるようになったプロジェクトが公開となりました。
こちらの記事では、10月28日に公開された、「家系ラーメン箕輪家」さんのオフィシャルサイト制作についてお伝えしていきます。
箕輪家オフィシャルサイト
https://ramen-minowaya.jp/
クライアント:株式会社箕輪家様
制作期間:約1ヶ月(ヒアリングから公開まで)
領域:企画/制作/コピーライティング/ライティング/コンテンツ制作/運用・保守
SNSでファンを広げる、家系ラーメン箕輪家のあるべき公式サイトとは
オフィシャルサイトの公開から一ヶ月後の11月28日、家系ラーメン箕輪家さんは、ついに東京・中野に実店舗をオープンさせました。
一般的な飲食店のはじまりとは、ちょっと違った形でスタートした箕輪家さん。2021年末から、イベントへの出店や他のラーメン屋さんとのコラボイベントをスタートさせ、「店舗を持たないラーメン店」として活動されてきました。
イベントの告知は、店長さまやお店公式のTwitterやInstagramなどを使って行われ、どのイベントでもたくさんのお客さまが並んでくださり、大盛況となるのが定番。
ラーメンの味もクリエイティブも、たくさんの協力者たちが次々と集まり、ゼロから作り上げられるプロセスはすべてSNSで届けられ、熱狂を産んでいました。
サイトの制作にあたり、いくつかのイベントに足を運び、撮影やインタビューなどもさせてもらう中で何度も味わった箕輪家さんのラーメン。家系ラーメンらしく濃厚だけれど、どこか優しく、最後まで美味しく完食できるんです。
「わかっちゃいるけどやめられない。後悔するために生きている」という理念を、まさに体現したラーメンです。

ラブソルと箕輪家さんとの始まりは、オリジナルグッズの制作でした。
応援してくださるお客さまとの接点を増やしたい、という思いで展開されていたグッズの販売を、グッズづくりからECショップのデザインまでご一緒しています。
その様子は、弊社のオリジナルグッズ制作部門である「Novelty Cafe」のサイトでご紹介しています。
箕輪家さんの活動に深く関わってきたからこそ、オフィシャルサイトの制作にあたっては超えなければならないものを感じていました。
SNSを通じてプロセスをお届けし、ファンを生んでいる箕輪家さんにとっての公式サイトの役割を整理し、それをしっかりと果たせるサイトの設計。今回こだわったのは、そこでした。
情報の発信量が多く、発信場所もたくさん持っている箕輪家さんの最新情報を漏れなくチェックできるように。
これまでの動きを俯瞰でき、物語に立ち会っているような気持ちになれるように。
箕輪家さんだからこその構成をつくり、成り立ちについてはライターによるインタビューを行い、STORYを書き上げています。
基本に忠実ながらも、先進的。その世界観を表現する
既存の枠に囚われないラーメン屋である箕輪家さん。
NFTを販売して集客を行っていたり、ドバイにも出店の予定があるなど、先進的な活動をされています。
サイト制作では、箕輪家さんの先進性やスタイリッシュさと共に、ファンに愛されている店長さんのキャラクターを表現しました。

サイトのトップには店長の丸山さんがラーメンを提供している、箕輪家ファンにはお馴染みのビジュアルながら、インパクトのあるカラーリングに加工した画像を採用。
こちらの画像は、サイトをSNSで共有した際に表示されるOGP画像にも使用し、目を惹き、記憶に残る効果を狙っています。
前述のとおり、箕輪家さんではイベント出店や他店とのコラボなど、日々新しい情報が発表されていきます。訪れたユーザーが最新情報を漏れなく、スムーズに得られるようにするとともに、訪れるたびに「目新しさ」を感じ取れるようにTOPページを工夫しています。
TOPページ一番上のエリアは、お客さまご自身の手で、好きな情報を好きな順番に並べ替えて表示することができる仕様にしています。
店舗の営業をしていると、どうしてもサイトの更新は後回しになりがちです。飲食店さまの事情を考え、更新はなるべく簡単に、なるべく制作会社に依頼せずに済むように心がけています。

お店にとって大切な人材募集について告知できるRecruitページも、同様の考え方で構築をしています。
店舗側で手軽に更新できて、デザインも崩れないフォーマットをつくり、採用しています。

今後も進化を続けていく箕輪家さんにとって価値あるホームベースになれるよう、箕輪家さんと共に、オフィシャルサイトもアップデートを続けていきます!
ディレクター:柴山 由香
WEBデザイナー:堀 基晴
アートディレクター:小野寺 美穂
撮影:池田 実加