「彼らに仕事が来るように」依頼の根底にあるのはシンプルな愛だった | メディア「CORECOLOR〜コレカラ」制作背景
2022年10月10日、クリエイティブのコアとカラーに迫るメディア「CORECOLOR〜コレカラ」が公開されました。こちらのサイト制作をラブソルが担当いたしました。

「CORECOLOR〜コレカラ」はライター・コラムニスト佐藤友美(さとゆみ)さん(以降、さとゆみさん)主宰の、「さとゆみライター講座」と「さとゆみビジネスライティングゼミ」の卒ゼミ生の皆さんが運営しています。
「これからライターになりたい人がデビューできる場所を」
「書きたいテーマをもっている人が企画を持ち込める場所を」
「by ネームでエッセイやコラムを書きたい人が書きやすい場所を」
このメディアには、講座やゼミを卒業した後も、書き続けるられるような仕組みと場所をつくりたいという、さとゆみさんの想いが込められています。
本記事では、デザインを担当したラブソルの小野寺が、制作の経緯と背景をご紹介します。
CORECOLOR〜コレカラ
https://corecolor.jp/
制作期間:3ヶ月
制作メンバー:ディレクター・柴山由香、デザイナー・小野寺美穂
「彼らに仕事が来るようにしたい」依頼の根底にあるのはシンプルな愛だった
さとゆみさんからサイト制作をご依頼いただくのは今回が初めてではありません。以前、オフィシャルサイトを制作させていただきました。
また現在、「さとゆみビジネスライティングゼミ」募集ページの制作も行なっています。
さとゆみさんと制作するサイトには、ある特徴があります。それは「“らしくなさ“を内包している」ということ。
例えば、こちらのオフィシャルサイトはニュースサイトを参考に制作しました。さとゆみさんの膨大なポートフォリオをここに来れば一覧できる。アーカイブを見ることができる。オフィシャルサイトの型に囚われない、斬新なオフィシャルサイトに仕上がりました。

「CORECOLOR〜コレカラ」も同様です。今回のミッションは「卒業生たちにとっての仕事に繋がること、そして実践できる場となること」。一般的なメディア以上に、書き手の顔が見えるサイトになりました。

とはいえ、サイトの主役は記事。記事が際立つ、楽しんで見てもらえるような仕掛けも散りばめています。

また今回、更新のしやすさにはとことんこだわりました。今回運用を行うのは卒ゼミ生の皆さん。ここにも「更新作業すらもライターとしての糧にしてほしい」というさとゆみさんの想いが反映されています。
限られたご予算の中で、いかにお客様にとってやさしいサイトにするか。作って終わりではなく、育てていってほしいから。ラブソルが向き合い続けていることの一つです。
目指したのは憧れられるメディア。「私もここで書きたい!」という気持ちを引き出すために
ラブソルのサイト制作では、お客さまと話すことを大切にしています。
今回も、ご依頼主のさとゆみさんと何度もお打ち合わせを重ねて、サイトの世界観をつくり上げていきました。
ライター・コラムニストとしてご活躍されているさとゆみさん、ポロっと口にされる言葉がきっかけで、方向性が決まるという場面が多々あります。
「私もここで書きたいって、憧れられるようなメディアにしたいんだよね」
この言葉にハッとしました。
スタンダードで決して主役を邪魔しない。
しかし、どこか尖っている。
決まった方向性をもとに、文字、カラー、レイアウトと、要素の一つ一つに哲学を込めていきました。
嬉しさとほんのちょっとの寂しさと、背筋が伸びる感覚と
10月10日の公開後、フレッシュな記事が続々と公開されている「CORECOLOR〜コレカラ」。
私たち制作陣も、生まれていく記事や発信の一つ一つにわくわくしながら見守っています。
制作したサイトが自分たちの手から離れ、お客さまのものになっていくこの瞬間が私は本当に好きです。大きな嬉しさとほんのちょっとの寂しさと、いやいや本当に大切なのはこれからだ!という背筋が伸びる感覚と。噛み締めながらこれからも運用を通して「CORECOLOR〜コレカラ」の成長の場に立ち会ってまいります。