課題を解決する手段としての動画の活用事例

2023年3月10日

弊社では、動画の撮影や編集といった制作業務を行なっています。
撮影について、屋内での撮影や地方に出張してのイベント撮影、ドローンでの空撮など、対応範囲は多岐に渡ります。

動画編集では、撮影した素材を最大限活用しつつ、クライアント様の期待を超えるためにできることは何かを考えてきました。撮影した素材の編集だけでなく、撮影を伴わないアニメーション動画の編集も行なっています。

この記事では、過去の制作事例を紹介しながら、弊社が動画制作において大切にしていることをお伝えしていきます。

さまざまなコンテンツ制作を承れるからこその強み

これまで、弊社では下記のような動画制作を請け負ってきました。

・企業様の社内イベント実施報告用ダイジェスト動画
・企業様の社内研修マニュアル動画
・飲食店様のクラウドファンディング告知動画
・対談イベントの動画

このどれもが動画制作単体のお仕事ではなく、Web制作やビジュアルレポート(※)の制作案件と共にご依頼いただいているものです。
※イラストや図表、タイポグラフィなどの視覚表現を効果的に使用しながら、状況や情報を伝える手法

他の案件でご一緒していたことで、動画制作でのコミュニケーションも円滑に行うことができました。世界観やミッションなどについてもすでに共有しているからこそ、お客さまの求めるものを掴んだ上で提案や制作ができ、双方にとってメリットが大きいです。様々なコンテンツ制作を承ることができる、弊社の強みです。

動画制作を専門としている制作会社ではないのですが、撮影に必要な一眼カメラ、マイク、照明、ドローンなどの撮影機材を揃えています。
これらの機材を活用し、屋内・屋外問わず、さまざまなシーンに対応した撮影を行なっています。

ここからは、実際の過去の制作事例をご紹介していきます。

大阪・関西万博の関連イベント動画

こちらは、大阪・関西万博の関連イベントの動画です。イベントの内容を広く周知するために、一時間のイベント内容をぎゅっと一枚にまとめたビジュアルレポートの制作と共に、ダイジェスト動画の制作もご依頼いただきました。

Zoomを使用したオンラインのイベントのため、撮影はなく、Zoomの録画素材を使用して作成しました。

イベントのダイジェストとして内容をまとめるだけでなく、イベント内で告知をしている万博応援ソングの歌詞の応募を増やすため、この動画では、応募のハードルを取り除くことを意識しました。

こちらは、動画とともに制作したビジュアルレポートです。

ダイエット居酒屋「美酒楽」様告知動画

こちらは、ダイエット居酒屋「美酒楽」様の告知動画です。

公式Webサイトとメニューブックの制作をご依頼いただいた際に、サイトのローディングアニメーションと告知動画をご提案し、制作しました。
告知動画では、下記の情報を伝えることを意識しています。

・ダイエット居酒屋「美酒楽」とはなんなのかを伝える
・他の居酒屋との違いは何かを明示する
・料理のおいしさ、実際に行ってみたいと思うきっかけをつくる

「ダイエット中であっても、安心してお酒や食事を楽しめる居酒屋」をコンセプトにしていた美酒楽様。このコンセプトがアイデンティティーであり、他の居酒屋との大きな違いでした。

この部分は、動画の半分の時間を使い、じっくりとテキストを読んでもらう構成にしました。
ただ、コンセプトだけで飲食店を選ぶ方はいません。お店の雰囲気がよく、料理がおいしそうだから足を運んでみる。アクションを起こしてもらうために、店内や料理のビジュアルを効果的に活用し、視覚に訴えかけるシーンを用意しました。

Instagramなど、ビジュアルで飲食店を検索する方が増えている時代性も意識し、「動画で見たから行きたくなった」を目指した動画です。

意味のない動画はつくらない

弊社では、すべてのコンテンツ制作において、クライアント様の課題を解決することを忘れずに制作を行なっています。

スマートフォンが普及し、YouTubeやTikTokなどのメディアで動画を視聴する時間は、年々増加傾向にあります。
「とりあえず動画をつくっておこう」と動画をつくられる方もいらっしゃるかもしれませんが、弊社ではそういったことはしておりません。

その動画で解決できる課題は何か?
その動画で何が実現できるのか?

今後もこの視点を忘れず、クライアント様と共に、意味のある動画の提案、制作を行なっていきます。