リアルとオンラインをつなぐ、ライブ配信を使ったイベント運営

2021年10月31日

ラブソル代表の柴山です!

ラブソルで、私は主にデジタルマーケティングの分野を担当しています。

ここ数年は、コミュニティマーケティングの観点から、「オンラインコミュニティ」を開設したいという企業さまが増えています。
ラブソルでは、「オンラインコミュニティ」の設計から運営サポートまで行っています。

こちらの記事ではコミュニティにおける、リアルとオンラインをつなぐための、オンライン会議ツールやライブ配信の技術を駆使したイベント運営についてまとめてみました!

リアルの臨場感をオンラインでも味わえるイベント設計

コロナ禍において、コミュニティで開催されるイベントのほぼすべてがオンライン会議ツールを使ったものや、ライブ配信になっていました。

今年の秋になり、ずいぶんと状況が落ち着いて来た中、リアルを絡めたイベントも少しずつ開催のきざしが…!
まだまだ楽観視はできないですが、やはり人と人が実際に会って交流できる場というものはたくさんの価値を産みますし、私たちも大好き。

コミュニティをオンラインで展開する以上、すべての人がリアルの場に参加できるわけではないという前提は、たとえ感染症などのリスクがなくても変わりません。
リアルの臨場感をオンラインにも載せてお届けし、双方向でやりとりできるようなスタイルのイベント開催のノウハウは、マストと言えます。

ラブソルでは、これまでいくつかのオンラインコミュニティの立ち上げや運営のサポートを担当してきました。
ラブソルが関わるオンラインコミュニティでは、設計段階から「サービスの提供側」と「受け手側」の二項対立にならないようにしています

一般的なファンクラブのように、そういった形のコミュニティももちろん「アリ」だと思っていますが、あくまで私たちの得意とするコミュニティの形は、縦横無尽につながり合えるコミュニティ

コミュニティで開催されるイベントも、参加者が受け身にならず、双方向にやりとりができるような設計を日頃から心がけています。

リモートワークやオンラインイベントなどが一気に普及し、さまざまなツールも誕生しています。
無料、あるいは低価格で使用できるツールや機材を活用することで、イベントにおいても参加者の満足度を高め、関わりしろを増やしていくことをお勧めします!

「リアル+オンライン」のイベントだからこその工夫

ラブソルでコミュニティの企画から立ち上げ、運営まで関わっている小学館さんのファッション誌『Domani』のオンラインサロン「Domaniオンラインサロン」。

「Domaniの価値観に共感し、せっかく同じ場に集まったサロンメンバーたちが主体となって、大型イベントを開催できないだろうか?」

そんな思いで8月に企画が始まったのが、初めての「オンラインフェス」でした。
メンバーさんが企画し登壇するイベントから、編集部企画のイベントまで。Domaniオンラインサロンフェスでは、4日間で合計9つのイベントが開催されました。

すべてをオンラインで開催するフェスなので、世界のどこにいても参加することができます。実際に、北海道やニューヨークなどから参加してくださる方も!

「せっかくのフェスだから、いつものZoomやFacebook Liveよりももっともっと臨場感を伝えたい。」
編集部企画のイベントでは、この部分にこだわって開催することになりました。

フェス3日目に開催されたのは、編集部発のメイクアップアーティストさんのアトリエからお届けする眉メイク講座のイベント。

こちらのバナーデザインも、弊社デザイン事業部にて担当しています


メンバーさんとメイクアップアーティストさんが双方向でやりとりできるように、「イベント自体はZoomで開催したい」・「メイクのプロセスがよく見えるようにしたい」という二つの要望を満たす形で配信を行いました。

アトリエにライトと一眼レフカメラを持ち込んで、メイクの様子が細かいところまでよく見えるようにセッティング。
Zoom画面も、カメラの性能が良いと映像も綺麗にお届けすることが可能です。

そして現場では、メイクアップアーティストさんが講座の内容に集中できるように、弊社コンテンツ事業部の柴田がMCとして登壇。

生配信は、どれだけ打ち合わせし、準備し、リハーサルを重ねてもやっぱり色々と起こるもの。私の肌感覚にはなりますが、生配信のイベントはリアルイベントよりも、何か起こった時のリカバリに苦労することが多いです。

これまでさまざまな現場で経験を重ねてきた柴田がMCを担当することで、ちょっとしたアクシデントがあってもカバーすることができます。

柴田は、Domaniサロンのコミュニティマネージャーも務める

ちなみに、イベントの眉メイクレクチャーの際にデモンストレーションさせてもらったモデルさんは、Domaniサロンのメンバーの中からコミュニケーションディレクターとして選ばれ、日頃から運営側とメンバーさんをつなぐ役割をになってくださっているメンバーさんでした!

これまでのオンラインイベントを通して、メンバーさんの中でも信頼の厚いお二人が画面に登場することで、より身近に感じることができたようでした。
Zoomのチャット欄も、週末の日中開催としては大変な盛り上がりようでした。

今後、リアルイベントもどんどん開催されることと思います。
そうであって欲しいと願いつつ、だからこそ、オンラインも活用することでより多くの方とつながることができるチャンスでもあると捉えています。

リアルとオンラインをつなぐ、楽しいイベントが増えていきますように!

コミュニティ運営について、ご相談希望の方は、ぜひお問い合わせください。