メンバー主体型のオンラインコミュニティづくり、3つのポイント

2021年5月17日

ラブソルでは、オンラインサロンの開設から運営までをサポートしています。

現在、ラブソルでは5つのコミュニティに関わっております。

弊社直営の「喫茶ラブソル」、ヨガ講師toccoさん主宰のヨガコミュニティ「エイジレス研究所」、元タカラジェンヌの女優星乃あんりさん主宰のコミュニティ「Anri’s Beauty Camp」。

そして、上記4つに加え、女性誌ファッション誌『Domani』のオンラインサロンの5つです。

ここ数年で一気に盛り上がった感のある、「オンラインサロン」ですが、継続して運営することは難しいと言われています。

一般的なオンラインサロンでは、サロンオーナーや運営担当がイベントを企画したりコラムを配信したりと、メンバーへのコンテンツを提供する「提供型コミュニティ」が多く見られます。

しかし、ラブソルが運営しているオンラインサロンでは、メンバーが自らイベントを企画したり、運営をサポートするなど、メンバーが主体的に活動しているものもあります。

メンバー主体型オンラインサロンの事例

著者、西原愛香さんのオンラインサロン「Aika’s College〜Link of Happiness〜」(通称:あいカレ)を例としてご紹介します。

あいカレには現在、約140名のメンバーが在籍しており、コミュニティ内には価格帯と内容の異なる2つのチームがあります。

オーナーや弊社担当者からの発信を受け取ったり、開催されるイベントに参加することができるインプットがメインのチームと、メンバーが自らイベントを企画したり、発信をするアウトプットがメインのチームの2つです。

同じコミュニティ内でもこのようにチームが分かれていると、メンバーは自分の希望に合ったチームを、状況や希望に合わせて選択することができます

「メンバー主体」を実現するためのポイント


①リーダー制度

あいカレには、メンバーの中から運営をサポートしてくれるリーダーが存在しています。
自ら立候補してリーダーになったメンバーは、サロンオーナーや弊社担当者とミーティングを行いながら、イベントの企画や運営をしてくれています。

リーダーになることで、メンバーの時とは視点が変わり、活動が自分ごとになります。リーダー同士には連帯感も生まれるため、一気に横のつながりが深まる効果も生まれます。

メンバーと運営側との間にリーダーという架け橋となる存在がいることによって、サロンメンバーにとっては発言がしやすくなり、活動への参加ハードルが下がるという効果もあります。

また、サロンオーナーにとっても、目の届かない範囲の出来事もリーダーとのミーティングを通して知ることが出来るのです。

②フィードバック制度

ラブソルが運営するコミュニティでは、「メンバーの役割を創出する」ことに注力しています。
わざわざ月会費を払ってコミュニティに所属してくれるメンバーの中には、ただメッセージやコンテンツを受け取りたいだけではなく、「何かしたい」「変わりたい」などの欲求を持っている方も多いです。

リーダー制度も「役割」の一つですが、そのような立場を苦手とする方々もいらっしゃいます。
そのため、コミュニティ内の活動をレポートする場を設けるのも施策の一つとして行っています。

コンテンツ制作を仕事としているラブソルメンバーがコミュニティマネージャーとしてサロンを担当し、メンバーがつくるレポート記事やバナーにフィードバックする場を設ける。

こうすることで、メンバーにとっては「役割」が生まれますし、フィードバックをい受けながら制作することによって、成長を実感する機会にもなります。
また、メンバーの制作物に対しても一定のクオリティを保つことは、コミュニティの世界観をつくる上で必要なことです。

あいカレで実際に行われたフィードバックの一部です。

③定期的に運営のイベントも開催する

メンバーに主体的に活動してもらうためには、運営主催のイベントを定期的に開催することも重要です。

メンバーが主体的に行動し、イベントの企画や運営を行ってくれたとしても、コミュニティの空気を作るのはサロンオーナーであり、運営側です。
コミュニティに対する思いや、これから進んでいく方向を自ら指し示し続けることが大事です。

今、メンバーが何を思っているか。
直接感じ取れなければ、コミュニティの問題点を把握したり、進む方向を決めることはできません。

定期的に運営が主催するイベントを開催し、メンバーと直接触れ合うことは、決して疎かにはせず、意識して行うことを心がけています。

また運営側が、満足度の高いイベントを開催することで、リーダーたちにも良い影響を与えることができます。それは、メンバー主催イベントにも必ず反映されていきます。

メンバー主体型コミュニティのメリット

ひたすらコンテンツを受け取り、楽しむのもコミュニティの良さの一つです。
しかし、そのためには常に新鮮なコンテンツを提供する体制を組まなければなりません。

さらに、提供されるものを受け取るだけだと、コミュニティに参加しているという実感がわかなくなり、せっかく参加したメンバーがコミュニティから離れていってしまうということにもつながります。

実際に手を動かせる、メンバー主体型のコミュニティは、横のつながりができやすくなります。
横のつながりができると、そこは居場所となり、メンバーがコミュニティから離れていかないというメリットがあります。

コミュニティの開設や運営もサポートします

ラブソルでは、コミュニティの開設時に必要となるクリエイティブの制作、コンセプト設計から実際の運営まで、トータルサポートすることができます。

コミュニティに興味のある方、検討されている方は、ぜひ一度お問い合わせください。