制作事例:YouTubeチャンネル「楽天大学ラボ」さまのロケ動画の制作を担当いたしました

2024年4月3日

YouTubeを中心に、楽天市場の店舗さまだけでなく、一般の方にも動画を通じて学びの機会を提供している「楽天大学ラボ」さま。

以前、弊社で対談動画の制作を担当しましたが、新たに、ロケ動画も制作しました。

ロケの舞台となったのは、2月に東京・麻布台ヒルズにオープンしたチームラボボーダレス。
評論家の宇野常寛さまとチームラボ代表の猪子寿之さまが、実際に館内をめぐりながら、施設や作品の魅力について語られています。

本案件について、制作を担当した堀がお伝えします。

楽天大学ラボ 対談動画
https://university.rakuten.co.jp/contents/lb0004/
実制作期間:30日
領域:撮影/編集
クライアント:楽天グループ株式会社さま

難しい環境の中での撮影の工夫

作品を実際に見ながらの収録であり、強い光や大きな音を使った作品も多く、映像も音声もともに難しい環境下での撮影でした。

光を使った作品では、明るい部分と暗い部分の差が激しく、撮影時の明るさの調整に細心の注意を払いました。作品をきれいに撮る部分、出演者の表情をしっかりと押さえる部分とメリハリをつけることで、完成した動画がワンパターンにならないように工夫しました。

公式の動画素材も活用することで、作品についてのイメージがしっかりと伝わるように編集しています。

館内を移動するシーンも多いため、一眼カメラ用のスタビライザーを導入。なめらかな動きで、視聴時に違和感のない映像となるように機材を準備いたしました。

館内は、作品ごとに異なる音楽が使用され、チームラボ独特の世界観をつくり出しています。ピンマイクを使用して音声を収録することで、大きな音楽の中でも会話音を拾えるようにセッティングを行いました。

また、どうしても音楽が会話に影響を与えている部分については、編集の際に会話が聞き取りやすくなるように調整を行っています。必要に応じて適宜テロップでサポートすることで、内容がきちんと理解できる動画に仕上がりました。

ロケ特有の急な変更にも対応できる準備

前半の館内パートのあとに、お二人の対談パートがあります。

チームラボボーダレスを代表する幻想的な作品の中で、お二人の対談が行われています。

この作品は床も含めて全面鏡張りとなっており、映り込みや作品を傷つけないようにするための準備など、多方面に配慮を行って撮影を実施しました。

ロケ撮影はスタジオ撮影と異なり、様々な状況での撮影に対応できる準備が求められます。当日、現場で撮影内容が変更してしまうことも少なくない。

どんなことが起こっても、落ち着いて冷静に対処できるように、事前のシュミレーションや必要機材の準備を入念に行っています。

イベントやロケ撮影について興味のある方は、まずはお気軽にご連絡ください。