「企業の色に合う人材と出会いたい」採用ギャップを埋めるためのオウンドメディア運営でラブソルができること
ラブソル メディア事業部では、企業のオウンドメディア運営のお仕事を承っております。
ライティングのプロが集う編集プロダクションなどが多く存在する中で、なぜ、ノベルティ制作から立ち上がったラブソルが、オウンドメディア運営をお手伝いするのか。
それは、基幹のノベルティ事業と同じく「企業に根付く文化を目に見える形にする」ことに他なりません。
さまざまな業界で「人手不足」というキーワードを耳にするようになりました。ラブソルがお受けするオウンドメディアも、「人材採用」を主な目的としたものが多くなっています。
この人手不足、なかなか根深い問題で、「猫の手でもかりたい」状態ではないんですよね。
「(同じ志を胸に、自身の成長や企業の発展のために高め合っていける)人材の不足」おそらく、このような秘めた想いがあるのではないでしょうか。
人材採用には、お金も時間もかかると聞きます。では、人材採用を目的として、ラブソルのメディア事業部として何ができるのか。今日はそのことを書いていきたいと思います。
外野のくせにやたら愛する、それが唯一の強み
「我が社でも、オウンドメディアを運営したい!」
とっても素敵なことだと思います。自分たちの文化を自分たちで伝える。本来はそれが一番良い形だと、結構本気で思っています。
というのも、やはり、会社の文化を一番知っているのは、そこで働いている人たちだから。いくら敏腕なプロライターだとしても、例えば広報担当者が自分の会社を想う気持ちや社風への理解の部分では、「かなわないな」と思う部分もたくさんあると思います。
それでもなぜ、外部の人間がオウンドメディアを運営するのか。
思い当たる理由として、2つあげてみました。
・内輪になりすぎるから
・続けられないから
「内輪になりすぎる」は言わずもがな、自社の従業員を愛するゆえにおきがちな問題だと思います。
「こんな素敵な人がいるんだよ!」「かっこいいでしょう!」一昔前であれば、カリスマ的な社員に憧れを持ち、入社を志願する方も多いかもしれません。
しかし、いろいろと不安定な今の時代。カリスマをみても、「この人は特別よね」となってしまいがちではないですか? みんながそうなれるとは、多分、誰も思わない。
ですから、ラブソルで書くインタビュー記事は、一人ひとりの物語のいいところだけではなく、ちょっと痛かった経験にも、しっかりとフォーカスするようにしています。
有名人じゃなくても、記事を読むことでその人が理解できる・親しみやすく思ってもらえる。そのための記事制作。
オウンドメディアで表現すべきは、一人のスーパースターではなく、共感してもらえる魅力的な従業員たちの姿。
これが、企業に寄り添い、そこで働く人たちの言葉を書いてきた私なりの、今の結論です。
何より、話を聴き、回数を重ねるほどに、聞き手(私たち)にとっても企業の文化は浸透していきます。そして、頑張っている人の話は心を打たれるんです。結局、「誰よりもクライアントさんのファンになってしまう」が、一番の強みのような気もしています。
一生懸命作った記事が”もったいない”のは嫌だ
そして、外部の人間が聞いて書くからこそ、内輪感がなくなるもうひとつの理由。
それは、言葉の使い方です。
そもそも内輪になりすぎると、一般的(読者)にはわからない専門用語がバンバン出てきたり、「そもそもその事業何? どんな業務をしているの?」といった根本の部分がすっぽ抜けたりします。
そうなってしまうと、文化を伝える手前で読者が「????」となってしまいますよね。時間も頭も使った記事なのに、「もったいない…!」
外部の人間が書くからこそ、「それってそもそもなんだっけ?」と、当たり前にやっていることを言語化する。「あ、これってみんなやっていることじゃないの?」と、当たり前の価値に気がつく。
そうしていくことで、本当に伝えるべき、もともとずっと持っている企業の魅力や文化を、伝わりやすい形で外に出していけるのではと考えています。
働く人のファンを増やしたい
「続けられない」は、そりゃあもう、みなさんお忙しいですから!
張り切って始めたはいいものの、オウンドメディア運営には、話す人、聞く人、写真をとる人はそもそも欲しいですし、「取材の企画を考える、質問内容を考える、取材を経て切り口を考える、書く、チェックする、発信する」と、実はたくさんの労力がかかります。
本業がお忙しい中でスケジューリングを合わせることすら、難しいという方もいらっしゃるはず。「いろいろ忙しくて、なかなか次の記事に手をつけられないんですよねー…」こんなお声もよく聞きます。
だからこそ、外部の力を使って、「否が応でも記事制作をする環境」があると良いのではないかな、と、かつて自社のオウンドメディアを一人で運営した経験を持つ私は、思っています。
文化を発信したいと思った時、1つの記事では、なかなか伝わりきれません。
でも、幾人もの人が語る言葉の中に一つの大きな芯があれば、それは文化として、伝わっていくものだと思います。
だからこそ、「伝わる形で」「自分にもできるかもしれないと共感し」「じわじわと、広がっていく」記事制作をする。
キラキラさせすぎない、泥くさすぎない。ただ、頑張っている姿を、その学びを、同じような悩みを持っている人に向けて、魅力的に編集して届ける。その人のファンを、その人が働く企業のファンを増やすために。
大量生産はできない体制ではありますが、もしじっくりコトコトと文化を届けていきたい、熱い志を持っている方々がいらっしゃいましたら、ラブソルのことをポッと思い出していただけたら幸いです。
また、弊社へのお仕事依頼の際には、こちらの記事をご参照ください。