『7つの習慣』ボードゲームで人生の原則を学び、『LIFE SHIFT』を携え自分と向き合う。ラブソルの社内研修をご紹介します。

2021年9月17日

デザイン事業部小野寺です。先日ラブソルでは、社内研修を行いました。

ラブソルでは定期的に、社内研修を実施しています。これまで講師として、ストレングスファインダーコーチの齋藤綾治さんや、インフォメーションデザイナーの櫻田潤さんをお招きしています。

研修では、代表の池田、柴山が用意した2つのワークショップを、20代から40代までのメンバー4名で実施しました。

以前、代表二人も受講し、以降大きな変化が生じたというワークショップ。仕事だけでなく、人生全体を見渡すきっかけとなりました。

こちらの記事では、世界的な名著である『7つの習慣』と『LIFE SHIFT』を それぞれ体験できるワークショップの内容と感想をご紹介します。

本当に大切なことは何か? 『7つの習慣』ボードゲームで成功の秘訣を体感する

成功者たちの習慣が7つにまとめられた、ベストセラービジネス書『7つの習慣』。文中で紹介されている”成功のエッセンス”を「7つの習慣ボードゲーム」で体感しました。

このボードゲームは作者である松永直樹さんからいただいたもの。松永さんの著書『戦略と情熱で仕事をつくる 自分の強みを見つけて自由に生きる技術』(ダイヤモンド社)のライティングをラブソル代表柴山が、中面デザインを小野寺が担当。その際にプレゼントしていただいたのです。


ボードゲームの趣旨
『7つの習慣』 の内容を楽しみながら実際に体験できるゲーム。プレイヤーは 「交渉」 「コミュニケーション」 「最優先事項の選択」 などを駆使しながらそれぞれのゴールを目指します。

ボードゲームのプレイ時間を人生そのものとして、人生の中で、プロジェクトに参加して信頼を得たり、お金を稼いだり、稼いだお金で人を雇用したりしながら個々に課せられたミッションを達成し、ゴールを目指すゲームです。

意気揚々とプレイスタート! 目指せば目指すほど遠のくゴール
意気揚々とプレイを始めるメンバー。ゴールすることはたやすいことのように思われました。

しかし、ゲームの中盤、全くゲームが進行しないという事態に陥ります。

それはなぜか。ゲームは、3つステージに分かれており、ステージが上がっていくごとにプロジェクトの難易度と報酬が上がります。ということは当然、求められるスキルや能力も高くなります。

私たちプレイヤーは、ゴールに辿り着くことばかりに気を取られ、スキルを磨く時間や能力のある人材を獲得する機会を設けることを疎かにしていました。その結果、次なるステージに進んだはいいものの、信頼やお金を手にする機会である、プロジェクトの実施すらままならない状態になったのです。

ゲームが停滞して初めて、このままではみんなゴールできないことに気がついた面々。ようやく自分以外のメンバーに意識を向けるようになります。

お金がなくて雇用できないメンバーにはお金を貸す、互いのメリットを確認した上で双方にメリットがあるような取引をするなど、プレイヤー同士で協力するようになりました。

しかし、気付いたのが遅かったため、結局一人もゴールすることが出来ずに終わりました。

振り返り

このゲームを通し、本当に大切なことは何か? を問い直すことになりました。特にビジネスのシーンで基本となる「交渉」「互いのメリットを考える」「最優先事項を優先する」「状況変化への対応」とはどういうもので、なぜ必要なのかを身を持って感じることとなりました。

プレイヤーとして参加したメンバーが、感想や気づきを記事にまとめています。

「7つの習慣ボードゲーム」 で良くも悪くも新たな自分を発見!
3年ぶりにトライした「7つの習慣ボードゲーム」。なぜ人は「気がついた」のに、同じことを繰り返すのか

VUCAの時代、自分だけの羅針盤を持つ。『LIFE SHIFT』を携えて旅に出よう!

日本でも旋風を巻き起こした世界的名著、『LIFE SHIFT』を元にしたワークショップも開催しました。

研修に先立ち、代表池田が開催の意図や経緯を記事にしています。


『LIFE SHIFT』には、私たちは、長寿化の進行により、100年以上生きる時代を生きることになるということ、「教育→仕事→引退」という人生から「マルチステージ」の人生へと様変わりすること、引退後は資金問題に加えスキル、健康、人間関係といった「見えない資産」の重要性が高まることなどが記されています。

ロールモデルもほとんど存在しない中、自分だけの羅針盤を持って生きるためには? 30代〜90代まで、各年代ごとに自分のありたい姿を具体的に描いていきました。

どこで、誰と暮らしているのか。何の仕事をしていて、年収はどのくらいなのか。代表自らが作成したワークシートに沿って、メンバー4名は黙々と書き進めていきます。

私も30代、40代、50代、60代、70代、80代、90代と書き進めていったのですが、60代以降に差し掛かると驚くほどに筆が鈍く、書き出す内容が薄くなるのです。

100年時代。実際そうなるかどうかは別として、自らがたどり着きたい姿を自らが把握しておくことは大切なこと。分かっていても、出来ない、したくないと思っている自分がいることに気がつきました。

こちらのワークショップはラブソルが運営するオンラインコミュニティ「喫茶ラブソル」で実施します。ご興味のある方は、ぜひ喫茶ラブソルへお越しください! 待ちしております。